パキスタン産
シモンズさんの解説
「ドラバイト（ブラウントルマリン）は、茶色の種類のトルマリンです。人は、日のあたる側と、影に潜む側とに分けられるものです。大半の場合、影（シャドウ）とは無意識を意味し、シャドウセルフは無意識下のに押しやられてきた、拒絶された要素から成っています。この状況にはいくつかの問題があります。一つ目に、無意識下に何らかのものを閉じ込めておくには生命力のエネルギーをを必要とします。それゆえに、大きなシャドウを持つ人（ほぼすべての人）は、自身の元々のエネルギーのうちのほんのわずかしか利用できません。二つ目に、シャドウは意識してもらいたがっているため、何かに駆り立てられるような行動や、口から滑り出る言葉、抑うつや激しい感情の変動などの形で度々突発的に現れます。三つ目に、個々の最も貴重な才能が、それが表出して間もない頃に親や他人の拒絶に遭っていたりするため、しばしばシャドウの領域に押し込められています。スピリチュアルな道程にある人にとって、シャドウが意識に上ってくることは避けられないものです。自らの傷を診察し、内面の『地下室』の中で忘れられていた、歪められ醜くされた自己について理解し、ついには感情に動かされたことのない愛と真の受容によって、失われた自己の断片を取り戻す、困難な道を選ぶ必要があります。メタフィジカルに傾倒した多くの人が、このようなことすべてを掘り下げることを避けるためにスピリチュアリティを取り入れてきていますが、真に前進するためには、これらが実行されなければならないのです。飛ぶことによって天国に辿りつける人は誰もいません。暗闇の中へ下りていく行程こそが、光への入り口なのです。ここまで読んできた人は、ドラバイトがこの絶対不可欠な旅を始めさせて同行する理想的な味方のジェムストーンであることを知って、勇気づけられるかもしれません。ドラバイトは、強くグラウンディングさせる働きを持ち、準備ができる前にアセンションしようとする試みを無効にさせます。生命力エネルギーに滋養を与え、深い内的ワークを行なっている人に根気を与えます。勇気と粘り強さを鼓舞し、人生の最も暗い状況のいくつかにおいてユーモアを見いだすことさえも助けます。ドラバイトは、悲嘆やその他の深く心に感じる感情に心を動かされることに困難を抱いているような無感覚な人の助けとなることもできます。その波動は、ハートの周囲のエネルギー的な鎧を取り除くことにも役立てられます。ドラバイトは、下水道の詰まりを取り除く修理工のように、本当に助けを必要としていることに気づくまでは、その真価を正しく評価されません。そのような時になって、その真の姿である、偉大な恩恵であると見なされます。」

上に上がりたければ、自身の無意識の闇を理解できなければ上昇することはできないと、シモンズさんは著書の中でよく話されています。私自身もシモンズさんのセミナーを受講したのですが、シモンズさんの特筆した自己認識の道は、魂という創造主の分霊というのか、魂を欠けのない一体化した全体性としてとらえている点です。肉体、エーテル体、アストラル体、等色々な層を形成していますが、それが調和的にまとまっているというイメージです。で、日常の中で自己の分離を生じた場合には、先に説明にもありますが、内面の地下室に向かい自己と対面してそれも自己の一部であると隔離せずに自己の全体像としてとらえる感じでしょうか。
でも、商品説明も然りですが、中々自己の無意識のシャドウセルフの領域のことに触れるのは避けたくなります。それは話が暗くなるのと、まかりなりにもお客様に対してネガな部分を理解して統合しましょうとは中々言いにくくもあります。でも、少し前までは『魂の断片』という自己理解、自己認識の有料のコミュニティを立ち上げようと考えていました。一人で取り組むのには、やはり心細くもありますし、情報共有もある意味大切なのかなと思いまして…。

人類全体が完全に一体となるワンネスというものは何千万年も先の話にはなります。でも、いつかはすべての人類が自己の闇を統合するプロセスを経るということには変わりません。その進度がどの位早いのか遅いのかも各個人の道程であります。自己に与えられている課題は、シャドウセルフの統合といっても良いと思います。いつかの覚者のような存在がそのようなプロセスを経てはいるのですが、すべての人類が程度の差はあれどその道を通過することになります。それが霊的進化のプロセスというものなのかなと思います。もちろん、それに合わせて地球自身も進化していますね。
ドラバイトはシモンズさんの著書の中でもボディレイアウトとして使用されていました。A++というのはヘブン&アース社側の表記です。美しい結晶という感じですね。ただ、大きさは3g前後と小さいのでご了承くださいませ。