【ヘブン&アース社製】シヴァ・リンガム タンブル
インド産
シモンズさんの解説
「シヴァ・リンガムは、硬度7の潜晶質のクォーツの卵型の石で、二酸化ケイ素の鉱石です。
シヴァ・リンガムは、インドの7大聖地のひとつである、インド西部のオンカーマンダータのナルマダ川に源を発しています。シヴァ・リンガムは、地のエネルギーと深く共鳴しており、その上、水、風、さらに火の強力なエネルギーを保持しています。実際、この石の火のエネルギーは、クンダリーニエネルギーを活性化してチャクラシステム全体をチャージすることができるほど強力なものです。活力やプラーナエネルギーの後押しが必要だと感じている人には、シヴァ・リンガムと共に瞑想したり、眠るときにそばに置いておくことが大変すすめられます。シヴァ・リンガムは、何世紀にもわたり、神への献身の対象や悟りの護符とされてきていることから、この石を用いてワークすることにより、このようなエネルギーのすべてに今この場でつながることができます。このことは特に、石そのものが主に微細なクォーツでできていうことから真実であるといえます。クリスタルとの共鳴により、すべてのシヴァ・リンガムは、世界中にある、あらゆる場所と時に存在する他のシヴァ・リンガムとエネルギー的につながることができます。この石がこれほど力のあるスピリチュアルな護符であるということは、さほど驚くべきことではありません。シヴァ・リンガムは、内的変容の象徴であり、自らを制限する癖や信念のパターンを壊す手段となる嵐のエレメントの性質を帯びているため、スピリットが自らを溢れさせることがあります。シヴァ神のように、古いものや堕落したものを破壊し、再誕生へ至る道の障害物を取り除きます。このような変容を望む人は、シヴァ・リンガムの内に激しく迅速に働きかける味方が存在することに気づくでしょう。シヴァ・リンガムは、すべての形態のクォーツと調和します。スピリチュアルな変容のためには、特にモルダバイトと親和性を持ちます。」
シヴァ・リンガムは、特に珍しい石でもなく多く流通している石なのですが、やはりクンダリーニを活性化するという点がポイントになります。クンダリーニのエネルギーは、例えば、オーラフィールドの傷や穴などを塞ぐことに活用できるヒーリングの側面もあるのですが、古来より、性を通じて悟りを得るという思想があるように、内的な変容、つまり自己理解や自己浄化などに使用することができます。通常、石のエレメントは、土、水、火、風、嵐になるのですが、シヴァ・リンガムの場合は、すべての要素を包含した石になります。後、古来よりも護符として使用されてきたので、集合的無意識、つまりアカシックレコードにもこの石のパワフルや石の恩恵を受けてきた人々の情報の蓄積がありますので、よりパワフルに作用すると思います。性を通じて悟りを得るという思想は、ヒンドゥー教のリンガとヨニのシンボルに象徴されますが、その分派でもある仏教にも空海が日本に持ち込んだ理趣経にも引き継がれています。真言密教立川流という流派もあるのですが、現在の東京の立川市の名称にその名残を残しています。もっと深く触れた方が良いのか悩みますが、理趣経の中で「男女の咬合の恍惚は、清らかな菩薩の境地である」等々性について触れていたりしますね。ま、必要であるからこそ男性と女性が創造されたと思うのですが、得てして乱れた方向にいきやすいので、秘教とされてきたんでしょうね。でも、性というものを扱っていた関係で邪教だとか色々批判もあったようですが…ま、そうしたことを通じて人間は生まれてくるわけですからやはり意味は深いのかなとは思います。
後、アレイスター・クロウリーという100年ちょっと前のイギリス出身の魔術師がいたのですが、波乱の生涯をおくった悪名高い方でした。その中で彼が傾倒したのが、性魔術でした。要はエクスタシー状態の瞬間の男女はいってみれば完全な神の状態なので、とても原始的な方法ですが、その瞬間に願望を願えば成就できるという感じですね。やり方はそのヴィジョンを明確にイメージする感じでしょうか。強烈に男性性と女性性のオルゴンエネルギーが交差するので、太古は田んぼとか畑の豊穣の儀式を行った地域もあったようです。田んぼの近くに「田の神さあ」を奉っている地域もありますが、その石像の背面は男性のシンボルのような形状です。後、チベット仏教の歓喜仏とかそのままという感じです。
クロウリーは黒魔術師とか現在も色々と書かれていますが、人間の持っている意志の力や可能性をその時代に示す役割だったのではないかと思います。
シヴァ・リンガムという石自体がクンダリーニ等の石であるため今回は敢えてそのテーマに深く掘り下げてみました。でも、こういう話は難しいですね。真に愛し合っている二人であればという前提であるということは言うまでもないです。シヴァ・リンガム タンブルですが、細長い形状ではなくタンブル形状のものがあったので入荷してみました。