スミソナイト原石A
ナミビア産
シモンズさんの解説
「スミソナイト(菱亜鉛鉱)は硬度5の亜鉛の炭酸塩の鉱物です。スミソナイトの色には、青、ピンク、紫、緑、黄、白、グレー、茶色のものがあります。スミソナイトは、感情体の鎮静とストレスの軽減のための主たる石のひとつです。怒りや憤慨を鎮静し、ワンネスの意識を再構築することを可能にします。緊張をほぐし、不安を消散させます。大海原のような穏やかで透明な感覚を発し、困難な状況を新鮮で思いやりに満ちた視点から見ることを勇気づけます。憂うつな暗い時にさえも光を見ることを可能にします。スミソナイトを携帯するか身に着けることは、まるで思いやりのある友人を傍らに持つようなものであり、そのため、一人であろうとも決して寂しくはないでしょう。スミソナイトは、慈悲の菩薩である観音の波動に共鳴しています。観音は、おそらく世界で最も愛されている女性性の原型でしょう。人々は至るところで、あらゆる種類の癒しと助力を求めて観音に語りかけています。観音は、癒しについても、また、議論や人間関係の争い、法的なトラブル、恋愛の問題についても助けてくれると言われています。スミソナイトを生活に取り入れると、観音とエネルギー的なつながりを築くことに役立ちます。スミソナイトは、すべての領域におけるくつろぎの石です。マインドを鎮静しリラックスさせることによって、瞑想状態に入るのを援助します。人間関係において、双方の人に自分と他者に対して心地よく感じさせることにより、友情と好感を促します。ヒーリングやボディレイアウトの間、個人のエネルギーフィールドを調和させる作用によってくつろぎを促進します。」
今回スミソナイト(菱亜鉛鉱)の原石を初めて入荷してみました。スミソナイト(菱亜鉛鉱)の名称は最初に見分けたジェームズ・スミソンにちなんで命名されました。スミソナイト原石Aは、薄い青緑になります。スミソナイト(菱亜鉛鉱)自体は、無色や透明なのですが、亜鉛イオンが大きいため、銅が多い場合緑・青緑、カドミウムが多いと黄色、コバルトが多いとピンク色となりす。今回、入荷したのは、シモンズさんの著書の中でボディレイアウトとして使用されていたからです。実際に手にしてみると、特に太陽神経叢のチャクラとかに不安や恐れやストレス、怒り、悲しみがたまるんですが、そういったエネルギーが解放されるのを感じました。要は、感情的なわだかまりの部分が、より高次の波動のエネルギーを引き入れられることによって、自己の内部での統合を促進する側面が大きいのかなと思います。見た目は地味ではあるのですが、感情的な癒しを宇宙的な部分から癒すという感じの石ですね。
スミソナイト自体は、母岩があってそこを皮膜状に覆っている形状となりますので、通常のタンブル等では流通しにくいのかなと思います。皮膜の厚い原石があれば加工してみることもありかなと思いますけど、そこまでの原石を入手するのは困難なのかなと思います。